前回の腸のお話しの続きです。
腸を整える方法
今日は食べ物にフォーカスします。
腸内細菌が理想的になる食生活は、
日本の伝統食である和食です。
脂質が少なく、食物繊維が豊富で、腸内細菌が活性化する
乳酸菌生産物質や幸せのもとアミノ酸を豊富に含む発酵食品・発酵調味料が
上手に使われていることが上げられます。
*代謝が上がりやすい
*幸せ物質が作られやすい
*肥満防止につながりやすい
①米 主食は米。理想は玄米または胚芽米+雑穀(アワ ヒエ ハトムギ等)
②発酵食品 腸内細菌の活性化やアミノ酸が豊富(味噌、醤油、納豆、甘酒、ぬか漬け等)
③食物繊維 腸内細菌の大好物。ごぼうや玉ねぎなどの根菜類や大豆などの豆類など、
野菜に多い。これらの食材に含まれるオリゴ糖も食物繊維。
④海藻類 昆布、わかめ、のり、ひじき。ビタミン、ミネラルが豊富。
腸内細菌を元気にするには毎日の食生活が基本です。
幸せな生活は、おなか からですよ。
一方、避けたい食べ物
加工食品 合成着色料、化学調味料、合成保存料、発色剤等、食品添加物が多く含まれるもの
そして、肉類、卵。腸は本来、食べたものを発酵させる場所です。そこに肉類が入ってくると発酵ではなく
腐敗が始まってしまいます。
といっても、お肉も食べたいですよね。
私が個人的に心掛けていることは、
ひき肉料理は月に一回程度にする。
シンプルな肉料理をなるべく食する。
お肉を食べるときは、野菜やお味噌汁、納豆を一緒にとるようにする。
可能ならばお肉はお昼に食べる。夜は、野菜を中心として軽くする。
完璧に実践できていませんが、
これらのことを頭の片隅に置いておくことで
食べる量はずいぶん減っています。
腸内細菌は、虫歯の予防や記憶力にも関係してきます。
我慢を強いる観点かたではなく
自分を大切にする観点から
できる範囲で取り組んでみると良いと思います。
一部 シエルドマリ月刊誌を参考にしています。