The Big Issue
を見つけたら買うと決めています。
1冊350円
ただし同じナンバーは重複して買わない。
たまに電車で集めた古本を売っているケースもあるので
ビッグイシューですか?
と確認して
販売者のステータスも上げるように
素敵にクールに買うのが楽しみ。
これって、絶対買う!って決めておかないと
次でいいかなぁ とか
350円あったら娘にアイス買ってあげたいなぁ とか
思ってしまうのでね
もう決める。
今はほとんどいなくなったけれど、
江東区と中央区の境目辺りの隅田川沿いには ダンボール生活している方が多かった。
ある日、4-5歳だった娘と最寄りの公園にスケッチブックを持って、
2月かな3月かなそのくらいのまだ肌寒い季節、
陽だまりの中で樹木を二人でスケッチしていた。
そうすると、ダンボール生活のおじさま方が
覗きにいらっしゃる。
そのうちにおじさま方が順番に、なぜこのような生活をするようになったか
いきさつを話しはじめた。
それぞれいろいろあったんだなぁと記憶している。
そのうちにすっきりとしたおじさま方が、娘に駄菓子を数個渡した。
勿の論、開封済のもの
娘の前で、それだけは・・・・と返すこともためらい
娘は食べたがる
おじさまは目の前
えーいままよ!
娘は確か 小さい丸いガムを一粒口にした。
お腹壊すかなぁ
大丈夫かなぁ
ごめんよぁ
でも子供の前で、どのように断ればよいものか瞬時に判断できなかった。
今だったら、たぶんそれはそれ。これはこれで、
おやつの時間に食べようねって預かって
感謝して、さようならするのだけども。
おかげで、娘は比較的お腹の強い、逞しい娘に育った。
バリ島ではカンピロバクターにやられたけれど。