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GVSTAV KLIMT

東京美術館で開催されている

 

クリムト展

 

クリムトのファンは、それなりに身近にいた。

 

でも黄金チックな絵かぁ

ある意味 春画?(凄く失礼でしたごめんなさい)

 

くらいで、特に興味はなかったのだけれども

 

今回、クリムトを紹介してくれた方が

 

あまりに女の三世代を絶賛するもので

 

そして、東京美術館の 奥の カフェ のクレームブリュレが

パリの味!と絶賛するもので

 

そう、正直、クリムトにはそんなに期待はなくて

クレームブリュレ食べたい!思いで

体調を崩している中、

ふらつきながらクリムト展に行って参りました。

 

クリムトに

反省文が書けるくらい

 

これまでの彼への印象がごっそり変わってしましました。

そもそもクリムトをこれまで女性だと思っていた。

 

黄金のシリーズは、

 

決してけばけばしいものではなかった。

むしろ 謙虚ささえも感じた。

神の塩梅で配置されているクリスタルも

素晴らしく

本物を見ないとそんなところにクリスタルが使われているなんて

思ってもいなかった。

 

女の三世代

今回行くきっかけとなった方は

裸でこどもを抱いたときのあの肌が密着する感覚が

なんとも言われぬ幸福感で

この絵をみていると

とても幸せに包まれる、と。

 

実際にみたその絵は

肌がとても瑞々しくて、肌がくっつくあの感覚が

自分の胸で感じるくらい

リアリティがあった。

毛細血管まで丁寧に書いてある。

でもそれだけではない。

どうやったらこの質感が伝わる絵が出来上がったのか?

引き込まれる。

そして母親の幸福な顔と、安心して胸の中で眠る子供。

 

うなだれる老女が、まぁ自分はそちらに近いから、

少し悲しくもなるのだけれども、

その絵があるから余計に時間を感じ、

今を感じ、母親と子供の光が増している。

 

クリムトの風景画もそこに引き込まれていくような

もう自分はその森の中に立っているような錯覚を起こす。

 

ベートーヴェン・フリーズにいたっては

レプリカだけれども

その空間にクラウンチャクラが開いた感覚を感じた。

感じただけで、実際どうかは別として。

 

7/10までとのこと。

是非にオススメです。

 

そして、奥のクレームブリュレ

 

いったい奥って・・・・・

 

とゆこと?

 

と思いつつ、意外と複雑な東京美術館を

上へ下へ

探し回る。

 

そう。そしてありましたよ。

 

笑えるくらい

奥 の意味が分かりました。

 

もしもクレームブリュレを食べに行かれるならば

 

奥 を目指して行ってみてくださいね。

 

静かで、高級感漂うその空間で

パリの味を

上野公園の緑を近くに眺めながらいただけますよ。